hair workヘアワーク

ヘアケアシステム,髪が痛む原因はカラーとパーマ。髪の痛みを軽減して施術。

ケアシステムとは ?

ヘアデザインの施術で髪がもっとも〝傷む〟原因は主にカラーとパーマです。

残念ながら今の美容技術では〝傷まない〟カラー・パーマ薬液は存在しません。

そこでDeepが施術をするうえで、もっとも重点を置いて取り組んでいるのが〝いかに髪の傷みを軽減して施術をするか〟です。
たとえば、パーマ施術の場合です。Deepでは髪に応じた「保護剤・薬液」を独自に調合し、さらに薬剤〝除去〟を徹底して行っています。

髪に付着している残留物を除去するには、化学分解させて除去するしかないのだと考えています。
Deepはその方法を見つけました。きっと仕上がりの良さを実感していただけます。

 

トリートメントの考え方

数年前まで私たちは、トリートメントをすれば髪は修復し再生できると信じていました。

しかし、毛髪科学の研究が進むにつれて近年わかってきたことは「髪は〝死滅細胞〟であり修復も再生もしない」ということです。つまり、今現在のトリートメントでは〝傷んだ髪は治せない〟ということです。

それらの研究結果から、Deepではトリートメントは〝髪の保護・補強〟として位置付けています。つまり、従来から美容室で使用されているトリートメント(過度の皮膜コーティング剤)は、髪の健康を保つには〝不向き〟なのです。しかも持ちの良いトリートメントほど髪は傷むと考えています。

その理由は、たとえばパーマ・カラーをした場合、そこで洗い流しても薬液は髪に残留します。完全に除去することはできません。残留薬液が付着した髪に、シャンプーしても取れにくいトリートメント(コーティング)を施術することは、髪の中に薬剤を長く留めることにもなります。それによって髪に付着した残留薬液が〝傷み〟の原因になり、見た目は艶やかでも月日の経過とともに髪の傷みが進んでいきます。
(※Deepではパーマ・カラーの残留薬剤を即時、除去するための施術を提供しています)

これを解決する方法は、まず毎日のシャンプーで少しずつ残留薬剤を落としていきます。
そして、トリートメント(皮膜コーティング)は、シャンプーで取れる位の〝薄いコーティング〟にする事がもっとも効果的です。

 

 

カラーについて

【ホームカラーとサロンカラー】

最近では社会で働く女性も増え、なかなか美容室でカラーをする時間が取れないという方が多くなってきているように思います。そこでホームカラーと美容室で行うサロンカラーは「何がどう違うのか」についてお話します。

まず、結論から先にいうと「そんなに違いはない」というのが、正直な感想です。ただ、ホームカラーのほうが、美容室で使用するカラー剤より、直接染料が少し多いような気がします。直接染料は「赤色・黄色」などの鮮やかな色の染料なのでそのままで色を出します。

この直接染料が多く入っているメリットは「染まりやすい」こと。デメリットは「色持ちが悪い」ことです。

なぜ色持ちが悪いのかというと、染料粒子が小さいために流失しやすいのです。しかし、ホームカラーを製造しているメーカーは、そこまでは言いません。

 

【カラー剤】

アルカリカラーのしくみ

【1】1剤の成分は酸化染料とアルカリ剤。 2剤の成分は酸化剤(オキサイド)。

【2】1剤・2剤を混合し、髪に塗布することによって、1剤(アルカリ)が髪のキューティクルを開き、混合液が髪の内部に浸透していきます。

【3】1剤(アルカリ)が2剤(オキシ)を分解し「酸素」を発生させます。

【4】このアルカリとオキシで発生した「酸素」が、髪のメラニン色素を破壊(ブリーチ)して、1剤の染料を酸化させ発色するのです。

【5】ブリーチ(脱色)や発色は、2剤(オキシ)の力だけではなく、アルカリとオキシで発色した「酸素」です。

 

ホームカラー・サロンカラー共に使用されているのは、そのほとんどがアルカリカラーです。

それを髪に塗布して時間を置き、最後にシャンプーしてカラー剤を落とすのですが、残念ながらシャンプーで洗い流しても完全に残留物(アルカリと過酸化水素)をとることはできません。その結果、髪にはキシキシ感が残ります。

 

【薬剤の除去】

Deepでは、これらの問題を解決するために、独自のシステムがあります。

シャンプーだけでは取れない残留物(アルカリ・酸素)を除去するには、まずカタラーゼ酵素をつけて「水と酸素」に分解し、アルカリに傾いた髪はバッファ剤をつけて「弱酸性(等電点)」にもどします。

そうすることによって残留物を除去することができるのです。

この場合「どのタイミングで使い、何分置くか」で大幅に結果は違ってきます。

 

【優秀なカラー剤】

美容薬剤メーカーには、キレート剤が含まれた優秀なカラー剤があります。

これは髪の表面に潜む金属イオン(銅イオン)が、カラー剤との過剰反応によってキューティクルを傷つけるため、髪に有害な金属イオンをキレート結合(はさみ込む)させ、悪さをさせない(不活性化)カラー剤です。

もちろん、Deepでもこの薬液を活用していますが、いくつかの問題点があります。

その問題点とは、確かに従来のカラー剤と比べて「発色・質感・ツヤ感」は良いのですが、色の種類と幅が少なく、限られたお客様しか使用できません。

 

【カラー剤の改良】

そこでDeepでは、ほぼすべてに近いダメージヘアに対応できるようレシピを改良しました。この改良によって、従来のカラー剤を使って簡単にキレート剤を含む薬液に作り変えることができるのです。

 

【カラー剤の比較】

【1】キレート剤が含まれたイ○○○カラー剤(他社メーカー)

メリット

発色・質感・ツヤ感が従来のカラー剤よりも良い。

デメリット

色の種類と幅が少なく、限られたお客様だけしか使用できない。

【2】Deepのカラー剤レシピ

キレート剤(独自に入手)を「?」パーセント(※これは秘密)調合して、ほぼすべてのカラー剤を作り変える。

メリット

発色・質感・ツヤ感がイ○○○カラー剤よりも良いと感じる。

ほぼすべてのお客様に使用できる。

デメリット

特に思い当たる所がない。

あえて言えば、金属物でカラー剤を混ぜることが出来ないので、混ぜるのが大変!

 

 

パーマについて

【Deepが重視していること】

【1】パーマをかける際にお客様が求めているデザインウェーブと、スタイリストが提案するデザインウェーブが一致しているかどうか・・・。これが一番重要なことだと思います。

【2】「ゆるいウェーブ」「きついウェーブ」と一言にいっても、人それぞれ想像しているイメージや感じ方は違います。まずはウェーブデザインの確認がもっとも必要と考えています。

【3】髪も顔と同じで、人それぞれに個性があります。また髪の場所によっては「太さ・ダメージ度」等も違います。ですから初めてパーマをかける時は、どうしても慎重にならざるを得ません。

【4】パーマをかける時の毛髪診断は、髪の経歴(ホームカラー髪・ヘナカラー髪・過度コーティング・縮毛矯正・等々)を詳しく聞かないと〝思うようにかからない〟ので、カウンセリングに多少の時間をとる事があります。

 

【パーマ液】

パーマ液の種類は「チオ・システィン・システアミン」のソフト、ノーマル、ハード、タイプが主流でしたが、最近ではそれにプラスして「GMT・スピエラ・チオグリセリン」など、ずい分と種類も増えてきました。

これらパーマ液の特徴や効果を最大限に活用して施術することが、トラブルを防ぐことにもつながります。たとえば、このパーマ液は髪のどの部分に一番反応するのか、髪の内部か外部か、疎水基(そすいき)か親水基(しんすいき)か、また熱がどのくらい必要なのか・・・。

これらのパーマ液の特徴を充分、理解してお客様の髪質に合ったものを選び、施術することが望ましいと考えています。

 

【パーマによるダメージ】

今のところ髪を傷めないパーマ液は存在しません。そもそも髪は「死滅細胞」であり、減点法と同じで、髪は徐々に傷んでいきます。

つまり、パーマの回数(カラーも含む)をくり返すほど、髪は傷んでいくのです。これらのことから、毎月のパーマはオススメできません。

とは言うものの、

Deepでは損傷毛(多少のビビリ毛)の髪を、弱酸性デジタルパーマでかなりきれいにかける事はできますが、

これは髪の傷みが「治った」のではなく、髪を矯正し、さらにポリイオンコンプレックスなどで出来た〝疑似キューティクル〟の効果で、つややかに見せているだけです。

どんなデジタルパーマでも回数を重ねると、髪は確実に傷みます。

それらの理由から、Deepでは「デジタルパーマ」は半年以上、期間をあけて〝かける〟ように提案しています。

 

【ヘアスタイル維持】

Deepではパーマをかける際に、できるだけ傷みを軽減できるよう薬剤除去を徹底していますが、ヘアスタイルをきれいに維持するためには、ホームケアがもっとも大切だと考えています。

 

【ホームケア】

【1】シャンプー(洗い方と自分の髪に合っているか)

【2】乾かし方(ドライヤーの方法と熱)

【3】ケア剤(何をどのタイミングでつけるか)

【4】寝る前の対処(何を使うか) ※Deepで伝授します。

 

※これらをキッチリ守れば、ずい分違ってきます。

 

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