ホームカラーとサロンカラーの違い
ドラッグストアに行くと「これでもかぁ~」というぐらいホームカラーがあります。
最近では働く女性も多く、なかなか美容室でカラーまでは・・・
という女性が増えているようにも思います。
そこでホームカラーと美容室で行うカラーは、何がどうちがうのかをラボってみたいと思います。
結論から先にいうと、ハッキリ言って
そんなに違いはない !! ということです。
ただホームカラー剤の方が、美容室で使用するカラー剤より、
直接染料が少し多い気がします。
この直接染料が多く入っているメリットは「染まりやすい」、
デメリットは「色持ちが悪い」というところです。
しかし、ドラッグストア用カラー剤を製造しているメーカーは、
そこまでは言いません♪
ホームカラーでもサロンカラーでも、
ほとんどが「酸化染料剤(1液・2液を混ぜる)」です。
このカラー剤は、塗布して時間を置いてシャンプーしても、
髪に2液(過酸化水素)が残り、アルカリ性に傾きます。
これが髪の傷みの原因にもなります。
まぁ~、毎日シャンプーして2週間ぐらい経てば、
2液(過酸化水素)は取れていくのですが、
その残った期間にダメージが進行してしまうので、
結果はキシキシ髪・・・
一方、美容室でカラーをすると、この2液も同時に除去することができます。
サロンカラーはホームカラーとちがい、髪のキシキシ感はないと思います。
「じゃぁ~、シャンプーで取れないなら、何で取るんだよッ まったく・・・プンプン」
オォーッと、そんな声が聞こえてきそう・・・(笑)
サロン(Deep)カラーは、
シャンプーだけでは取れない残留物(アルカリ・酸素)を除去するために、
カタラーゼ酵素をつけて水と酸素に分解して落とし、
アルカリに傾いた髪はバッファ剤をつけて「弱酸性(等電点)」にもどします。
そうすることによって、残留物を除去することができるのです。
つまり、美容室でカラーをする場合は、ケアをしっかりして染めているということなのです。
これがホームカラーとサロンカラーの違いです。
それでは同じ美容室でも、Deepと他の美容室との〝違い〟は、なにッ? というと・・・、
あッ ちょっとその前に・・・・
最近ある美容ディーラーから
「カラー時に2液(過酸化水素)の除去をしていない美容室がほとんどですよ」
と聞いた時は、ヒロトは正直ビックリ !! しました。
もちろん、他の美容室でもシステム構築はしていると思いますが、
Deepではお客様の髪の状態に合わせたキメ細かなシステムを作っています。
たとえば、ダメージがヒドい場合、
いくら金属イオン(銅イオン)を除去できるカラー剤で染めたとしても、
なにもケアしなければ、髪はさらにパサパサになります。
カラーの2液(過酸化水素)の除去にしても
「どのタイミングで使い、何分置くか」でオオハバに結果は違ってきます。
このように各美容室でもそれぞれ違いがあるのです。
ヒロトは〝実験〟をくり返して、
いちばん適切に対処する方法を見つけました。
・・・ちなみに、アルカリ除去に関して、Deepは「3分」程度、置いています。
― ヒロト ―
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