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八尾高安の美容室Deepの姉妹ブログ、hair labをお送りします!

トリートメントの真実・パートⅡ

・・・前回のつづき

もう少し分かりやすく説明します。

 

【ヘアナレッジ2】

 

上記の図のように、

傷んだ髪というのはキューティクルがはがれたり、

タンパク質が流出したダメージホールがあります。

疎水トリートメントはこの空洞化した部分に入れたり、

繊維のゆるんだ部分につけたりして、

髪の毛を強化するという事です。

 

最近では

浸透・付着型(シャンプーですぐ落ちる)のものから、

吸着型(2週間ほどもつ)のもの、

さらにカラミ型(吸着型よりほんの少しもつ)のものまで出ています。

 

【疎水トリートメントの特徴

吸着(反応型)

特性の違う疎水成分同士を反応させて、

くっつけてしまう架橋型のトリートメント。

※これで分子量が大きくなり出にくくなる。

 

カラミ型

イオンコンプレックスや熱反応で分子量を変化させたり

分子量や性質の違うケラチン同士を

複合(絡ませる)させ、出にくくする。

 

ちなみに、ヘナもこの部類に入ります。

つまり、ヘナが髪の毛のタンパク質にからみついて、

ヘナ同士が重合して大きくなって

出にくくなったりする。

(ヘナの偉いところは、コーティングをしないという事!)

 

・・・このように

疎水トリートメントも日々、進化しています。

だからといって、

ダメージ髪が治るわけではないのです。

 

ハイ、そこで美容室あるあるフレーズ(トリートメント宣伝編)

当店のトリートメントは髪の毛と同じ

ケラチンタンパク質

アミノ酸の成分で出来ていて、

その成分が浸透して毛髪内部でからみ合い、

ダメージを修復しています。

 

・・・・などというフレーズ。

↑ ↑ ↑  ホント

あり得ないお話・・・

です。

もう何度も言ってますが、

死滅細胞なので

自己再生機能は無く

今のところ

修復も 再生

しないのです。

 

そもそもケラチンって、

どうやって作っているか知ってますぅ?

 

・・・つづく

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