色の話
トリートメントのつづきは、後日にするとして・・・
たまには話題を変えて、色の話をしたいと思います。
色の成り立ちや歴史を調べていると、
なかなか面白い発見があるものです。
ちなみに、
Deepのイメージカラーは
ピンク・ホワイト・ブラウンの三色ですが、
今日はピンクについてラボしたいと思います。
今でこそピンクという色は独立した色として認知されていますが、
19世紀までは独立した色と認識されていませんでした。
ヘェ~ ヘェ~ (ヘェ2つ)
なぜかと言えば、
色を安定してチュウシュツ(抽出)するのが難しかったからです。
真偽は不明ですが、
18世紀半ばのロシア皇帝エリザヴェータ・ペトロヴナは、
ピンクを自分だけの色として使用禁止にしたそうです。
ヘェ~ ヘェ~ ヘェ~ スゴイデスネ (ヘェ~3つ)
これは特殊な例だと思いますが、ピンクは歴史上、
ずっと赤か、薄い赤、もっと薄ければベージュという、
白の範ちゅうに含まれる色だったのです。
ピンクが独立した色として脚光を浴びるようになったのは、
赤と白の合成顔料で色をつくれるようになった20世紀だそうです。
しかし、化学的な合成でできる人工的な色だったために、
当初は下品な色とみなされていたみたいです。悲
その下品とされたピンクが脚光を浴びるのが1950年代――。
まるで下品で結構ッとでも言うかのように、
1950年代アメリカのフィフティーズと呼ばれる
パステルカラーの流行が、ピンクブームをもたらしました。
そこに
50年代発売のバービー人形、
ヴィヴィッドカラーのポップアートの流行が加わって、
女性の心をとらえたのだそーです。
当時のアメリカは、旧ソ連といつ核戦争が
起きてもおかしくない冷戦状態でした。
そんな世相の中でアメリカの人々が、
ひたすら明るいものを求めたのかも知れません。
その後、
ひたすらカラフルな色がもてはやされた時代が続き、
女性ばかりではなく、男性もピンクに染まっていきました。
日本人のピンク体験は、
アメリカのバービー人形などの影響で、
60年代後半に発売されたリカちゃん人形あたりからだと言います。
現在は女児・少女に関連したオモチャやグッズは、
ほとんどどこかにピンクを使い「かわいい」教の国日本は、
世界一のピンク消費国になっているって
みなさん、知ってました?
ヘェ~ ヘェ~ ヘェ~ ヘェ~ (ヘェ~4つ)
ピンクは女性の色というイメージは、
永遠に続きそうな勢いですね♪
ちなみに、Deepでは
「かわいいイメージにしたい人」
「黒の服が好きな人」
には、ピンクブラウン系のヘアカラーをオススメしています。
ただ一つ問題なのは、
ピンク系の色は持ちが悪く、長持ちしないのが難点でもあります。
― ヒロト ―
(参考資料 松田行正著「デザインってなんだろう?」)
ピンクって昔は独立した色ではなかったんですね!?
ピンク大好きの私としては聞き捨てならないです(。・ω・。)ゞ
Dreamさん、コメントありがとうございます。
ホント! そうですね。(笑)
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。