自分に合ったシャンプーって? パートⅢ
・・・つづきです。
先日、あるお客様※前に登場した理化学女子
から質問がありました。 質問内容は、
高級アルコール系の界面活性剤についての質問です。
さすが理化学女子ッ! 目の付けどころがチガウ!
理化学女子いわく
「ヒロトさん、高級アルコールってどうやって作るの?」
ヒロトいわく
「ええッ! も、もしかして オレ 試験されてる? 汗」
理化学女子いわく
「ちがう ちがう。(笑)ホントに 純粋に 聞きたいだけ。こーいう話は血がさわぐのよん♪」
ヒロトいわく
「じゃー こんどブログに書くから、また読んどいて!」
・・・・ということで、
今回はほとんど彼女のために書いてます。(笑)
【ヘアナレッジ】
高級アルコール系・界面活性剤(シャンプー)とは、
高級アルコールから作られた界面活性剤で、
代表的なものとして
ラウリル硫酸ナトリウム(界面活性剤)が、
どのような順序で作られるのかというと、
ラウリル酸
↓ ↓ (還元)
ラウリルアルコール
↓ ↓ (濃硫酸でエステル化)
ラウリル硫酸エステル
↓ ↓ (ナトリウムで中和)
ラウリル硫酸ナトリウム
上記のように、原料のラウリン酸から
一連の化学反応を進めて、
ラウリル硫酸ナトリウムという界面活性剤が作られるわけです。
原料のラウリル酸から
ラウリルアルコールを取り出したものが
高級アルコールといわれるものです。
ちなみに、この原料(ラウリル酸)は、
ココナッツオイル(ヤシ油)を
分解して作ったものが、ほとんどです。
つまり、
ラウリル硫酸ナトリウムは化学合成されたものですが、
ある意味で〝植物由来〟ともいえるわけです。
・・・つづく
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