Blogブログ

八尾高安の美容室Deepの姉妹ブログ、hair labをお送りします!

トリートメントの真実・パートⅥ

前回のつづきです。

トリートメントの真実・パートⅠ

トリートメントの真実・パートⅡ

トリートメントの真実・パートⅢ

トリートメントの真実・パートⅣ

トリートメントの真実・パートⅤ

 

こんにちは! ヒロトです。

本格的に勉強して、最初にわかったことは

髪は死滅細胞であるということと同時に、

どれだけ

高価なアミノ酸をつけようが、

ケラチンをつけようが、

なにをつけようが、

今のところは修復も再生もしない!

ということです。

これはもう何回も言っていることです。

つまり、

化学的要因(パーマ・カラー等)により、

物理的要因(ブロー・アイロン・ブラッシング等)により、

それらをくり返す事によって、

髪は減点法で傷んでいくのです。

パーマやカラーで傷んだ髪が、

数週間後に落ち着いているのは、

残留物質(アルカリ・過酸化水素水等)が、

毎回のシャンプーで取れていくことによって、

髪の質感がよくなっているということなのです。

 

また、パーマやカラーの後、

サロントリートメントをした髪が傷んだように感じたのは、

残留物質を残したまま、

過度の皮膜コーティングをしたことが、

傷んだ原因と考えられます。

つまり、アルカリや過酸化水素水は、髪を傷めるものなのです。

このような理由で、

トリートメントでキレイに見せる(ごまかす)ことよりも、

いかに髪の負担を軽減して

施術していくかというふうに、

切り替えることにしました。

 

その一環として、

初めに取り組んだのがアルカリ除去です。

これまでもアルカリ除去はやっていましたが、

本当に除去できているのか、

等電点(PH4.5~5.5)になっているのかを見直し、

バッファ剤を替え、

放置時間も30秒から3分に変更し、

かなり良い変化が見られるようになりました。

また、

過酸化水素水(2剤)の除去も見直し、

つけるタイミングや放置時間も変更し(※シークレット)、

質感もさらに良くなりました。

さらに、

カラーでの金属イオン(銅イオン)の除去を行うようになり、

これまで以上に

透明感のある鮮明な色

を出せるようになりました。

 

このように、髪の負担を軽減していく方法は、

まだまだあると思います。

ヒロトがそこまで

髪のダメージ軽減にこだわる理由は、

自在なヘアスタイル作りには、

絶対にかかせない要因だからです。

髪は加齢とともに、タンパク質が減少し、

細く変化していきます。

そうなると、

非常にダメージを受けやすくなるのです。

また、

ヘアスタイルを作るうえでも

髪のコンディションはとても大切です。

末永くお客様の髪を担当する者として、

つねに向上心をもって

ヘアラボに取り組んでいきたいと願っています。

 

・・・つづく

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事

最近の投稿

サムネイル

最近のコメント

アーカイブ